サッカーファンの間では“みうみう"の愛称で知られ、現在、ベトナムのU-23とA代表を兼任している三浦俊也監督が自信を覗かせた。
U-23ベトナム代表は今年、リオデジャネイロ五輪を兼ねたU-23アジア選手権(予選)と東南アジア競技大会(シーゲーム2015)に出場する。
ベトナム国内では監督人事について、一部のファンから、「シーゲームでは、昨年までU-19代表監督を務めたギリアム・グレッチェン監督(現HAGL監督)がU-23代表の指揮を執るべきだ」との声が上がっている。
三浦監督は昨年5月、ベトナムサッカー連盟(VFF)との間で、A代表とU-23代表監督を兼任するという内容で2年契約を結んでいる。三浦監督は、VFFからは一切そのような話は聞かされていないとした上で、シーゲームの開催を心待ちにしており、 代表監督の椅子を他の者に譲る気はないと強調した。
(C) bongda, 三浦俊也監督(右)とギリアム・グレッチェン監督(左)
グレッチェン監督を推す声が上がっているのには二つの理由がある。
一つ目は、シーゲームの開催期間がA代表のワールドカップ予選の日程と重なる可能性があること。二つ目は、VFFが今回のシーゲームをU-19代表メンバーの成長の場とする方針を示していることから、U-19代表メンバーを熟知したグレッチェン監督の方が相応しいとの見方があるためだ。
また、三浦監督は、
「昨年はA代表を率いてスズキカップに出場しましたが、あと一歩というところで決勝進出を逃しました。シーゲームの出場は今から非常に楽しみです。今回のシーゲームには、昨年の仁川アジア大会に出場したU-23のメンバーも多数登録が可能。(世間で騒がれ、VFFが推薦する)HAGLのメンバーだけでなく、他のクラブからも公平にメンバーを選ぶ方針です」
とコメントした。
記事提供元: 「三浦俊也監督、「U-23ベトナム代表監督の椅子を譲る気はない」@Vietam Football」
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