▼エレファンツの反撃、鍵はグラデル

内容も悪ければ結果も悪い、非常に苦しい展開になってしまったコートジボワール。エルヴェ・ルナール監督は前半のうちに手を打った。

ボランチの一角に入っていたジオマンデを39分に下げ、FWマックス・グラデルを投入。彼に与えられた役割は、とにかくボールサイドのウイングバックを助けること。

これによって外でのサポートが入るようになったコートジボワールは徐々に攻撃が改善されていった。

がっちり守って反撃してくるマリのブロックには苦しめられたものの、試合終了が近づいた87分にようやく同点ゴールを奪取する。

スルーパスから右サイドの裏にオーリエが抜け出し、そこからのマイナスの折り返しをグラデルが合わせてゴール! サイドの改善、グラデルの投入が結果にもつながった。

しかし、さすがに残り時間は少なくコートジボワールの反撃もここで打ち止め。両チームが開幕から2引き分けという結果で、決勝トーナメント進出の権利は最終節次第となった。

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