チェルシーの新たなプレーメーカー、セスク・ファブレガス。新チームでの航海はここまで順調なようだ。

セスクは今、加入1シーズン目とは思えぬ順応ぶりをチェルシーで発揮している。

チームはプレミアリーグで首位を快走し、昨日行われたキャピタルワン・カップでも見事決勝に進出。現在リーグ戦でのアシストは15と他選手を圧倒しており、ティエリ・アンリが所有するシーズン最多記録の更新も期待されており、その存在感は際立つばかりだ。

そんなチェルシーですっかり中心となったセスクだが、昨シーズンまではバルセロナに所属し、モウリーニョ監督率いるレアル・マドリーとは敵対する関係にあった。

また、2003年から2011年にはチェルシーのライバルチームであるアーセナルに長く在籍するなど、今のチェルシーとは関係の遠いクラブでプレーをしてきた。『Mirror』の中で、そのことについてコメントを寄せた。

セスク・ファブレガス(チェルシー)
「愛されていると感じることができ、幸せだと思う場所に行こうとしたから私はロンドンに戻ってきた。
アーセナルからチェルシーへの切り替えは、スポーツ的観点から言えばそんなに大きなものではなかった。
もしその決断を3年前にしていたら、より大きな調整が必要だったと予想するよ。
チェルシーは変わった。私が予想していたチームではない。今は主役を置こうとするチームなんだ。
試合を支配しようとし、よりボールを持とうとする。フットボール的な観点から言えば、アーセナルに似ている」

(バルセロナ時代を振り返って)
「(バルセロナに在籍していた)3年前は、まさかモウリーニョ監督の下でプレーすることになるなんて想像もしていなかったよ。
しかし最終的には、人生には多くの転換点があり、フットボールにおいてもそうなんだ。
モウリーニョとの間には、大きなライバル関係があった。
我々(バルセロナ)は彼とぶつかっていたが、私は全く彼を憎んでいなかったよ」

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