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その年に世界で生まれたゴールのなかから最も優れたものを選ぶ「FIFAプスカシュ賞」。昨年はサンフレッチェ広島の佐藤寿人も10候補にノミネートされ、日本でも大きな話題となった。
2014年度の同賞は先日、最終候補に選ばれた3つのなかからコロンビア代表のハメス・ロドリゲスがW杯のウルグアイ戦で記録したボレーシュートに決まったが、川島英嗣、小野裕二がプレーするベルギー1部...ではなくベルギー2部で、早くもプスカシュ賞にノミネートされそうなゴールが生まれた。
23日に行われたオイペン対ラシン・メヒェレンの試合。左コーナーキックのボールをオイペンのビクトル・クルトが直接・・・
ズドーン!稲妻のように突き刺した
強烈なボレーシュートを決めたのは今シーズンよりオイペンに加入した32歳のスペイン人FW、ビクトル・クルト。
これまでのほとんどを母国の下部リーグで過ごしてきたFWだが、デビュー前はバルセロナのカンテラで過ごし、キャリア途中にはバレンシアのBチームなどでプレー。オイペンでは助っ人として、ベルギー1部の昇格を目指し奮闘している。
ところでこのゴールを見て何かを思い出さないだろうか?
そう、昨年のJ1・サンフレッチェ広島戦で、鹿島アントラーズのDF西大伍が決めたこのボレーだ。
改めて見ても凄い
同じ左サイドからのコーナーキックを、左足ではないが右足で完璧に合わせゴールネットに突き刺したスーパーゴールだ。このゴールは世界でも話題となり、昨年のJリーグアウォーズで「最優秀ゴール賞」に選ばれている。パスの速度を考慮すると少しだけ西のほうが上かな・・・?クルトのゴールも何か勲章を得られるであろうか。
なお、この試合でクルトはハットトリックを達成。チームも5-1で勝利している。