セリエAで苦戦が続いているミラン。巻き返しを狙って1月の移籍ウィンドウでは積極補強を展開しているが、マルセイユのDF、ドリアにも興味を示しているようだ。

ドリアは18歳から年代別のブラジル代表のキャプテンを務めているセンターバック。ボタフォゴでデビューし、若くして出場機会を獲得し、その将来に大きな期待を集めた選手。

非常にがっちりとした体格を持ち、強靭なフィジカルを備えているファイター。最大の強みはその精神力。圧倒的な闘争心を備えており、とにかく戦いを恐れずに相手をぶち倒しに行くパワフルタックラーである。

2014年夏にはボタフォゴからマルセイユへと移籍。中東へ去ったルーカス・メンデスの後釜としての獲得であったが、マルセロ・ビエルサ監督が「ドリアは私が求めた補強ではない」とフロントを批判。彼自身には何の非もないが、騒動に巻き込まれる形となった。

マルセイユで出場機会の得られていないドリアだが、『calciomercato.it』によれば、ローンでの移籍を検討しており、ミランとエラス・ヴェローナが獲得に興味を示しているとのこと。

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