1月31日、イタリア・セリエAのACミランは公式サイトで4万8000人収容の新スタジアム建設計画を発表した。

以前からミランは現在使用しているサン・シーロを離れ、自社所有のスタジアムを建設するという計画を発表していた。その詳細な概要が今回明らかになった形である。

ミランとともにスタジアムの建設に関わる可能性が高いのは、国際的総合エンジニアリング企業であるアラップ。

有名なところではシドニーのオペラハウスや北京五輪メインスタジアム、日本では関西国際空港を担当したことで知られる。サッカーではシティ・オブ・マンチェスター(エティハド・スタジアム)を手がけたことでも有名。現在は契約に向けた計画の評価が行われている最中であるという。

計画についてはACミランとミラノ工科大学建設学部との共同で作られたもので、試合の日のみならず週7日間使用される総合的な施設として運用することを目指している。宿泊施設やスポーツアカデミー、レストラン、運動場、公園、そしてアーティストや市民が使えるスペースなどの設置が予定されているとのこと。

また、地下10mのスペースを活用することによってスタジアムの全高を30m以下に抑え、都市の景観を妨げないよう配慮されたものになり、防音設備も最新鋭のものが導入されるようだ。

なお、この新スタジアムについては2018-19シーズンでオープンすることを目指しているとのこと。



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