代名詞といっても過言ではないトマトなど、食品関係の大手総合メーカーであるカゴメは2012年、アジア地域で初めてマンチェスター・ユナイテッドと公式飲料スポンサー契約を締結。
特に、東北被災地の「再生」支援を目的として2013年から「リジェネレーション・チャレンジ・プロジェクト2013~2015」という共同プロジェクトを行っており、初年度にマンチェスター・ユナイテッドがプレシーズンマッチで横浜F・マリノスと対戦したほか、東北でのサッカースクールなど様々な取り組みを実施している。
そのプロジェクト一環として、被災地の人々を応援する“想い"を見えるカタチにして届ける新しい取り組み、「TOHOKU UNITED PROJECT」が先日スタートした。
「TOHOKU UNITED PROJECT」は、国内外を問わず、子どもから大人まで誰でも参加できる、東北被災地応援プロジェクト。
参加者はTwitterの公式無料動画作成アプリ「Vine」を使い、東北被災地の人々を応援するメッセージと“エア・サッカー"によるパス(実際にはボールを使わず、ボールがあるかのようにプレーすること)を撮影。撮影した動画をプロジェクト特設サイトに投稿するだけとなっている。
マンチェスター・ユナイテッドの現役選手たちも参加しており、
オランダ代表のロビン・ファン・ペルシー、
スペイン代表のダビド・デ・ヘア、
コロンビア代表のラダメル・ファルカオ。
さらに、OBのデニス・アーウィンや、
アンディ・コールなどが鮮やかな“ボールさばき"とともに、「ユナイテッド」の呼びかけを行っている。
東北被災地を応援する小さな想いが目に見えるカタチになり、やがて大きなひとつの“UNITED"となる、ユニークかつ意義深い取り組みといえるだろう。
この動画の投稿により、東北被災地のサッカー少年少女を支援する活動も実施。
具体的には、動画の投稿人数が11人を超えるごとにサッカーボール1個(※最大1,000個)を、福島県・宮城県・岩手県のサッカー協会を通じて各県の少年サッカーチーム等に寄付するとのこと。
また、東北被災地を応援する投稿者には、マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム「オールド・トラッフォード」で実際に使用された芝や、選手のサイン入りユニフォームが抽選で当たるチャンスもある。
1月27日に開設された公式サイトはこちら。
■『TOHOKU UNITED PROJECT』特設WEBサイト
http://kagome-cp.jp/tohoku_united/