先週より始まったコパ・リベルタドーレス2015の予備戦。10日には2ndレグの2試合が行われた。
ウラカン(アルゼンチン)対アリアンサ・リマ(ペルー)は0-0の引き分けに終わったが、1stレグでウラカンが4-0と快勝していたためウラカンの本選出場が決まっている。
また、ザ・ストロンゲスト(ボリビア)対モレリア(メキシコ)の試合は、パラグアイ生まれの元ボリビア代表、パブロ・エスコバルの2ゴールにより2-0でザ・ストロンゲストが勝利。2試合合計3-1で本選出場を決めている。
翻訳するとそのまま「最強」を意味するザ・ストロンゲスト。
1908年にザ・ストロング・フットボールクラブとして創設し、その後、現在の名称へと改名。海抜3500mを超す高地ラパスを本拠地とし、プロ発足後の初代王者に輝いたれっきとしたボリビア屈指の強豪クラブである。最近では2012年にJ2・ガイナーレ鳥取でプレーしたロイ・スミス、ケニー・クニンガムのコスタリカ人2名が鳥取退団後に在籍したことでも知られている。愛称は虎。
しかし、そんな彼らも南米の猛者が揃うリベルタドーレスでは借りてきた猫のようなもので、「最強」とは程遠い成績しか残せていない。日本でもその名前が報じられるたびに一部で笑いのネタとなっているが、昨年の同大会では最大のライバル、ボリーバルがベスト4入りを達成。彼らもそろそろその名に相応しい結果を残したいところであろう。
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