2月13日、『Tuttosport』は「かつてユヴェントスに所属していた元ブラジル代表エメルソンは、フランス代表MFポール・ポグバに熟考を求めた」と報じた。
ファビオ・カペッロ監督の弟子として知られるエメルソン。ローマ、ユヴェントスで彼の下でプレーした後、2006年にはファビオ・カンナヴァーロとともにレアル・マドリーへと移籍した。
しかし彼はスペインであまり活躍することはできず。次年度にACミランへ移るも、怪我に苦しむようになり、2009年に現役を引退している。
現在ユヴェントスでプレーしているポール・ポグバには多くの移籍話があるが、エメルソンは「今のチームでしっかり守られていることを忘れるな」と話した。
エメルソン
「スペインへ行ったファビオ・カペッロに連れられてユヴェントスを離れたとき、状況は今とは違っていた。カルチョポリがクラブを壊し、選手を売って資金を調達する必要があった。私はレアル・マドリーのオファーを受託し、世界で最高のクラブに移籍した。
しかし、今なら違う選択をしていただろう。自分にとってはユヴェントスが素晴らしかった。離れたことを後悔している。
ポグバ? これは私の個人的な経験であり、個々の状況は違う。選手はその時の感情において決断をしなければならない。
言えるのは、2006年と今夏は違うということだ。レアル・マドリーはいつも世界最高のクラブであるが、ユヴェントスも今は歴史的なレベルに戻っている。イタリアで優位に立ち、ヨーロッパでも勝利できる。
もしポグバがテベスやピルロ、ビダルとともに残るのであれば、それはメガクラブとの差を埋めるための大きな契約になるだろう。
もちろんポグバが何を望んでいるかに依存するわけだが、一つ確かなことは、チームを変えればまた一からであるということだ。ユヴェントスでは彼は保護されているし、快適だし、彼のそばにはピルロがいて助けてくれるんだ」