トッテナムを牽引するプレーメーカー、クリスティアン・エリクセン。14日をもって23歳を迎えた。

エリクセンはここまでプレミアリーグの全25試合に出場しており、すでに9得点を記録している。これは同リーグでは9位タイのもので、ウィルフリード・ボニーやエデン・アザールと並んでいる。今シーズンは直接フリーキックでもゴールをあげており、セットプレーでは多くのチャンスを演出。まさに、スパーズに欠かせないピースとなっている。

さて、そんなエリクセンだが、ここまでの得点率がなかなかイカツい感じであるそう。英国『Independent』のサム・ウォレス記者がこんなデータを引用で紹介している。

こちらは、世界的MFとエリクセンの23歳当時の出場試合数、得点数、そしてその得点率の比較である(対象はトップコンペティションのみ)。

23歳を迎えたエリクセンはここまで50試合のプレミアリーグに出場しており16得点をあげているのだが、この32%という得点率はレジェンドたちの記録を凌駕しているというのである。

有名どころを見ると、フランク・ランパードは15.92%、スティーヴン・ジェラードは11.76%、デイヴィッド・ベッカムは21.82%、ポール・スコールズは26.25%。中盤の選手でエリクセンの数字を上回っているのは、このリストでは36%を記録したクリスティアーノ・ロナウドのみとなっている(彼の場合はもはやウイングである気もするが・・・)。

もちろん、ライアン・ギグスにいたっては23歳当時でエリクセンの4倍近い試合に出場しており、この得点率とエリクセンのものを純粋に比較することはできないだろう。

しかし、さすがは"ミカエル・ラウドルップの再来"とも呼ばれるデンマークのタレントである。絶賛売り出し中であるFWハリー・ケインとともに、トッテナムをUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内へと誘うことができるだろうか。

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