2月21日、『Sky Italia』は「パルマ・プリマヴェーラの監督を務めているエルナン・クレスポ氏は、クラブの混乱に対して心を痛めている」と報じた。
昨年からパルマの下部組織で監督を務めているエルナン・クレスポ氏。今週トップチームのウディネーゼ戦は経費が払えず中止になったものの、プリマヴェーラはカルピとの試合を行い、勝利を収めた。
しかしクラブ自体の状況がはっきりしない上、施設には電気が来ないためにお湯もなく、来週の試合が行えるかどうかもわからない。クレスポ氏はインタビューに対して「心が痛い」と話した。
エルナン・クレスポ パルマ・プリマヴェーラ監督
「この状況を見ていると、本当に心が痛む。皆が選手たちのために働き、そして施設のスタッフが我々の頼みを聞いてくれたから開催できただけだ。
電気が全く来ていないので、シャワーは冷たい。選手は病気になりそうだよ。ロッカールームを清掃してくれるスタッフがいるという保証もない。
もう我々はバラバラだ。このクラブも、この選手たちも愛している。だから前に進み続けたいが、この練習場が崩壊していく状況を見ると心が痛い。
組織が動き、守れるものを守ってくれることを願っている。皆が給与を受け取れるという保証を――選手だけではなく、パルマのスタッフが貸したものを得られるようになってほしい」