2月24日、国際サッカー連盟(FIFA)は「2022年に予定されているカタールでのワールドカップについて、11月末~12月のスケジュールで開催する案が提示された」と発表した。
この案はAFC会長のシャイフ・サルマン・ビン・イブラヒム・アル・ハリーファ氏を委員長とする専門調査委員会が提示したもの。2015年3月19日、および20日にFIFA本部で開催される予定となっている執行委員会の次回会合で議論される予定となっている。
また、これまで慣例的にワールドカップの1年前に同国で行われていたコンフェデレーションズカップについては、他への影響を鑑みて6~7月というスケジュールを動かさず、アジアの別の国で開催するという選択肢を提案している。
同時に、ワールドカップの予行練習というテストの意味で、カタールにクラブワールドカップの開催を割り当てるということも検討されている。
当初オプションとして2022年2月という開催も検討されていたものの、その時期にちょうど冬季オリンピックが開催されるため、FIFA、並びにカタールがそれに反対したために廃棄されている。
なお、このスケジューリングについては、各国のリーグが対応を余儀なくされることからイングランドサッカー連盟(The FA)などが反対している。
また、さらにアフリカサッカー連盟(CAF)は2023年1月にアフリカネイションズカップの開催を予定していたため、これを延期することを余儀なくされる。