24日、UEFAチャンピオンズリーグの決勝ラウンド1回戦1stレグの2試合が行われた。

この日行われたのはユヴェントス対ドルトムント戦と、マンチェスター・シティ対バルセロナ戦。あまりにも豪華な2試合が同時間に開催されたことからどちらの試合を見るか迷った方も多いかとは思うが、そのゴールシーンを振り返っておこう。

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ユヴェントス対ドルトムント

『スカパー!』ではゲスト解説としてアルベルト・ザッケローニ氏を招き、現地トリノから中継していたこのカード。

しかし、同局の期待もむなしく香川真司は先発を外れ、ドルトムントの2列目にはヘンリフ・ムヒタリャンが入っていた。ユヴェントスはおおかた予想通りのスタメン。なお、この2チームの対戦は1996-97シーズンの決勝以来のことである。

先制に成功したのはホームのユヴェントス。

13分、左サイドでボールを持ち運んだアルバロ・モラタがGKとDFラインの間にきわどいクロスボールを送る。これにGKロマン・ヴァイデンフェラーは触るもファンブルし、ここに待ち構えていたテベスがボールを押し込み先制点をゲットした。

ゴール後にはパンツの中からおしゃぶりを取り出し、お馴染みのゴールパフォーマンス。

しかし、ユヴェントスのリードはそう長くは続かない。

18分、ジョルジョ・キエッリーニがピッチに足を取られ転倒し、これにマルコ・ロイスが反応してボールを拾う。GKジャンルイジ・ブッフォンとの1対1の場面もロイスがこれを冷静に沈め、ドルトムントが敵地で貴重なアウェイゴールを獲得した。

直後、ユヴェントスにアクシデントが発生。中盤の要であるアンドレア・ピルロが負傷交代したのだ。この日、ホームながらドルトムントの組織的なプレッシングにやや劣勢であったユヴェントス。ピルロの負傷退場で厳しい展開になるかと思いきや、直後にゴールが生まれる。

43分、ポール・ポグバが左サイドからクロスを入れると、エリア内でフリーになったモラタが優しいタッチでこれを流し込み、1点目と同じような形で再びユヴェントスがリードを広げた。

試合はこのまま2-1でユヴェントスが終了。結局この日香川真司に出場機会はなく、試合後のフラッシュインタビューでも難しい顔で対応していた。

2ndレグは日本時間3月19日、ジグナル・イドゥナ・パルクで行われる。

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