欧州各地で行われたUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ。
トッテナムはアウェイでフィオレンティーナと対戦。前半25分過ぎに先制点を奪う絶好のチャンスが到来する。
完全に抜け出したロベルト・ソルダードはシュート!ではなく、横にいたナセル・シャドリへのパスを選択。が、慎重に出したやさしいボールはGKネトにキャッチされてしまった…。
味方へのお膳立てが裏目に出てしまった形だが、ネトとしても1vs2の状況で無闇に飛び込まずどちらにも対応できるようにしっかりと準備をしていた。
先週の1stレグではゴールを決めていたソルダードだが、今季リーグではわずか1得点。自信に満ちていたスペイン時代ならきっとシュートを選択していたはず…。現在の心境が窺えるようなシーンでもあった。
なお、この絶好機を逸したトッテナムは結局0-2で敗戦。2戦合計でも1-3となり、敗退が決まっている。
ポチェッティーノ監督はソルダードのシーンについて、「あれが(試合の)キーだったのは事実だ。あのアクションが」とコメントしていた。 ただ、次戦はチェルシーとのリーグカップ決勝という大一番だけに、「我々は速くリカバリーする必要がある。日曜にはまた別の試合があるから」とも述べていた。