(※記事内容を一部修正しました)
スリランカから本気で日本代表を目指す選手として、以前Qolyでもインタビュー記事をお伝えした丸山龍也。
国内でのプロ経験はないが、ワールドカップやCLに出場すべく昨年末まではスリランカリーグでプレーしていた。
インタビューの中では「目標から逆算して行動する」ことの大切さを語り、その意思の強さは大きな反響を呼んだ。
さて、そんな丸山がこのほど壮絶な経験をしていたようだ。
ブログを更新しました。
『スロバキア2部でプレー出来そうになったのだけど・・・やられた。話。』|ゆとり世代フットボーラーβ版
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やられた。言葉にならない。誰か助けてもらえるなら助けてほしいと、なりふり構わず言いたい。。ごめんなさい
— 丸山 龍也 (@maru_ryuya) 2015, 2月 27
年末、スリランカからインドを経由し、フランスに渡っていた丸山。海外の選手らと紅白戦を戦うなど自主トレに励んでいたようだ。
その後も丸山は、様々なツテを辿り単独でヨーロッパを回った。
レストランでも積極的に隣の人に話しかけるなど異国の地でも一人で行動し続けた結果、セルビアのベオグラードでダルコという人物と知り合い、実際セルビア2部クラブの練習に参加をし試合にも出場。そして、隣国スロバキアの2部チームと契約できるかもしれないとことになったそうだ。
しかし、ここからが壮絶だった(ブログページはこちらから)。
その時の経緯を、丸山は自身のブログページに克明に綴っている。その文字数は実に1万6000字以上。まともに読もうとすると、おそらく相当時間がかかるだろう。
しかし、そこに書かれた文章はきわめて臨場感があり、日本で生活しているとなかなか知ることのできない世界が垣間見える。
丸山はこの文章を、ウィーンからベオグラードまでの片道11時間の列車の中で書いたようだ。