3月11日、バルセロナの公式サイトはクラブでの750試合出場を目前に控えたスペイン代表MFチャビ・エルナンデスのインタビューを掲載した。
昨年夏にはアメリカや中東への移籍が噂されたチャビ・エルナンデス。最終的にはクラブに残ることを選択し、活躍を続けている。
今週末のエイバル戦でクラブでの750試合出場という記録を達成するチャビは、これまでの25年間を振り返るとともに、チームに残ったことは本当に良かったと話した。
チャビ・エルナンデス
「世界最高のクラブにいられたことは十分に幸運なことだ。僕は17歳でトップチームに上がったが、ユースでの時間を加えれば25年近くになる。それは本当に誇りに思える。
チームを離れなくて本当に良かった。まだ試合に出場し、バルサのために役立つことが出来る。思えば、このクラブで何度も魔法のような瞬間を経験してきた。
(センターハーフになると思っていた?)
いいや。12、13歳の時に守備的MFで起用された。そしてライカールトが僕のポジションを変えたんだ。彼は『もっと前でプレーできる才能がある』と僕に言った。それまで言われたことはなかったよ。
最初は理解できなかったし、キャリアで最高の時をセンターハーフで迎えるとは想像していなかったよ。でも、それは起こった。僕はそこに適応し、やれるだけのことをやろうと試みた。そして、我々の世代はバルサの歴史上最高の時間を経験したんだ。
(キャリアで最も楽しめた瞬間は?)
全てだよ。ここでの時間全てを幸せに感じる。今や僕はキャプテンまで務めているし、最もベテランだ。しかし、それらを僕は楽しんでいるよ。
プレーを楽しみ、チームが勝利し、チームが意気投合する。それが目標だ。そして皆も楽しんでくれれば最善だ。何も勝ち取れていない時を除けば、この10年間を子供のように楽しんできた。
(重要なものは?)
基本的なことだ。これまで獲得してきたタイトルが証明している。我々は競争力を持ち、常に最後までタイトルを争っていかなければならない。バルサのスタイル、メソッド、DNAは未来永劫変えることは出来ない」