CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)は12日、7月に全米で開催されるゴールドカップのグループステージの組み合わせを発表した。

ゴールドカップはアジアカップやユーロ、コパ・アメリカなどと同じく、北中米カリブ海地域の大陸王者を決める国際大会。

予選が免除されてるアメリカ、メキシコ、カナダに加え、中米、カリブ海の地域トーナメントでそれぞれ好成績を収めた代表チームに出場権が与えられる。また、優勝国は2013年大会の覇者アメリカと、2017年コンフェデレーションズカップの出場権を懸けて対戦することが決まっている。

発表されたグループステージの組み合わせは以下の通り。


グループA:

アメリカ(開催国)、パナマ、ハイチ、(ホンジュラスor仏領ギアナ)

グループB:

コスタリカ、エルサルバドル、カナダ、ジャマイカ

グループC:

メキシコ、グアテマラ、トリニダード・トバゴ、キューバ


昨年11月末に発表されたFIFAランクで上位3ヵ国のアメリカ、コスタリカ、メキシコが別の組に振り分けられることは決まっており、グループAにはアメリカの他に近年成長著しいパナマが入った。

グループBにはベスト8を成し遂げたW杯直後に行われた中米杯を制したコスタリカ、カリブ海王者のジャマイカが、グループCには北の巨人メキシコと中米杯準優勝のグアテマラなどが組み込まれている。

グループAのホンジュラスと仏領ギアナは今月25日と29日に最後の出場枠を巡りホーム&アウェイのプレーオフを行うことが決まっている。

なお、今大会は来年同じくアメリカで開催されるコパ・アメリカ100周年記念大会の予選も兼ねている。

同大会でCONCACAFに割り当てられた出場枠は6つ。開催国のアメリカ、メキシコ、中米王者コスタリカ、カリブ海王者ジャマイカは既に出場を決めてており、これらの国を除く成績最上位2チームに残りの出場権が与えられる。

ゴールドカップは7月7日に開幕し、26日に決勝が行われる予定となっている。

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