3月24日、『Sky Italia』は「イタリア・セリエAのインテルは、マルセイユに所属しているガーナ代表MFアンドレ・アユーの獲得に向けて交渉を行う予定である」と報じた。
インテルは、今週の間にアンドレの父親であるアブディ・ペレと会談を行い、獲得に向けての下地作りを行うのだという。
アンドレ・アユーは1989年生まれの25歳。上述のようにマルセイユの英雄であるアブディ・ペレ氏の次男であり、ドリブル、パス、シュート、ヘディングの4つを兼ね備えた才能豊かなウイングとして知られている。
しかし現在彼とマルセイユとの契約は6月30日を以て終了することになっており、延長に向けた話し合いも進んでいないといわれている。
マルセイユは財政難というほどの状態ではないが、フランスの税制の変更や、本拠地スタッド・ヴェロドロームの改修による賃貸料の増加などで経費が膨らんでいる。
その影響もあって、同じくチームの中心であるアンドレ=ピエール・ジニャックについても同じく今季限りで契約が満了になる状態となっている。
そのため、アンドレ・アユーは既に他のクラブと直接交渉を行うことが可能な状況。移籍金が必要ない夏の目玉物件であり、やはり注目しているのはインテルだけではない。