26日、フランス代表対ブラジル代表の国際親善試合がフランスのパリで行われた。

試合が行われたスタッド・ドゥ・フランスは、1998年ワールドカップの決勝戦が開催されたスタジアム。この時の対戦カードもフランス対ブラジルということで、およそ17年弱の時を経て再び両者が激突した形だ。

試合はコーナーキックをラファエル・ヴァラヌが頭で合わせて先制に成功する。ドゥンガ体制以降6戦全勝のセレソンに土をかけるかに思われたが、前半終了間際、あの男が得意のキックを見せた。

この日1トップに入ったロベルト・フィルミーノとのパス交換でエリア内に侵入すると、左足のトーでシュート!

背後から相手が迫っていたこと、さらにはパスが長くなったことを即座に判断すると、利き足ではない左足でコンパクトに振り抜く。フランスのゴールを守っていたのは反射神経に自信を持つスティーヴ・マンダンダであったが、オスカルの意表を突いたキックに股を抜かれてしまった。

しかもこのゴール、よく見るとパスを送ったロベルト・フィルミーノもつま先でアシストしている。いかにもセレソンらしいゴールシーンであった。

なお、試合はこの後ネイマールとルイス・グスタヴォが追加点をあげ、ブラジルが1-3と勝利している。

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