UEFAチャンピオンズリーグの準々決勝という大舞台で、バイエルン相手にジャイアントキリングを遂行させたポルト。
16日朝、多くのサッカーファンはこのニュースに眠気が吹っ飛んだことだろう。
Schlusspfiff! Das Hinspiel geht mit 3-1 an den FC Porto - aber es wartet noch ein Rückspiel in der #AllianzArena... pic.twitter.com/xFhFoyaHUF
— FC Bayern München (@FCBayern) 2015, 4月 15
ポルトが試合を優位に進めることができたのは、やはり前半10分圏内で2点のリードを獲得できたからであろう。
この試合、ポルトはバイエルンの最終ラインの選手たちがボールをトラップした瞬間を徹底的に狙い、シャビ・アロンソとダンチからミスを誘発。この戦術が見事なまでにハマり、試合開始直後にして大きな大きなリードを得た。
裏ではPSG対バルセロナという世界的ビッグマッチが行われていたこの日。PSG戦からこのポルト戦に途中でチャンネルを変えた人は早い段階での2-0というスコアに驚きを隠せなかったはずだが、日本でも活躍した名ストライカーもそれは同じであったようだ。
かつて名古屋でプレーし、英国でコメンタリーも務めるギャリー・リネカーはこのスコアを見てこんなことをツイートしている。
Porto 2 up against Bayern. Is this Uefa's new handicapping system?
— Gary Lineker (@GaryLineker)
2015, 4月 15
短くも正しい文法で感想を述べたリネカー。
ツイートには「バイエルン相手にポルトが2点のリード。これはUEFAの新しいハンディキャップシステムですか?」と書かれている。
こうしたユーモアを交えるのが英国人っぽくもあり、リネカーらしさでもある。酸いも甘いも噛み分けたストライカーをしても、やはりこの得点経過は驚きだったようだ。