『SL10』は「カルマルFFに所属しているナイジェリアU-20代表FWタイウォ・アウォニイーは、チュニジア1部のエスペランス・チュニスに移籍する可能性が高い」と報じた。

タイウォ・アウォニイーは1997年生まれの17歳。2013年に行われたU-17ワールドカップに出場し、7試合で4得点5アシストを決め優勝に貢献したエースストライカーである。

先日行われた2015年アフリカU-20選手権でも3ゴールを決め、チームの優勝に貢献したほか、大会の得点ランク2位に付ける活躍を見せた。

ちなみに彼はかつてイングランドでプレーしていた元ナイジェリア代表MFセイ・オロフィンジャナが設立したインペリアル・サッカー・アカデミーの出身である。

その才能には非常に高い評価を与えられており、マンチェスター・ユナイテッドやレッドブル・ザルツブルク、アンデルレヒト、FCポルトなどが彼の獲得に興味を示していると言われてきた。

しかし彼の保有権に不確実性があるということで欧州のクラブとは交渉が進まず、最終的にはエスペランス・チュニスとの合意に近づいているとのことだ。

だが、国内からは期待の若手選手が欧州ではなくアフリカに留まることについて反対の声も大きく、ナイジェリアサッカー界の失敗であるという批判も寄せられている。

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