4月21日、『Express』は「ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズに所属しているイングランドU-21代表FWベニク・アフォービ(アフォベ)は、アーセナルでも成功できると信じていたと話した」と報じた。

ベニク・トゥナニ・アフォービは1993年生まれの22歳。8歳からアーセナルの下部組織で育成され、イングランドの各年代で選抜されてきたエリートストライカーである。2010年にはU-17欧州選手権を制した経験がある。

しかしアーセナルでは出番が与えられず、ハダーズフィールドやレディング、ボルトン、ミルウォールなど様々なクラブに貸し出されていた。

そんな彼が今季は大きな飛躍を遂げた。開幕時に貸し出された3部のMKドンズでは半年で公式戦30試合に出場し19ゴールを記録。

その活躍から冬には2部のウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズに200万ポンド(およそ3億6000万円)で完全移籍を果たし、これまでの4ヶ月で既に12得点を決めてみせた。

チャンスを与えられなかったビッグクラブを離れて成功を収めたアフォベであるが、「アーセナルでも自信はあった」と話した。

ベニク・アフォービ

「僕はアーセナルでも自分に自信があった。しかし、毎週毎週プレーをして、より自信は深まるものなんだ。これは違ったタイプの自信なんだよね。

まあ、どこのリーグかは問題じゃないよ。僕はプレーをし、得点をするだけだ。最高の点取り屋になるためには、メンタリティを変化させなければならない。僕はそれを理解したんだ。

毎週のように得点を決めるようなスコアラー…つまりメッシやアグエロなどは、チャンスを得る前にでも、自分が得点を決めるだろうと信じているんだ。

そして、それが平均的なストライカーと最高の点取り屋の間にある唯一の違いなのではないかと思うんだ」

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