ベトナム炭鉱産に所属する元ベトナム女子代表MFファム・ホアン・クイン(23歳)が現役引退を発表した。同選手は、今季のベトナム女子リーグ(前期)でも、高い個人技と戦術眼で、チームの中で重要な役割を担っていた。
同選手は地元メディアの取材に対し、「2014年末にチームには現役引退の意思を伝えてありましたが、監督とチームから、若手の成長を待つためにも、2015年シーズンの前期までプレーして欲しいと言われました。監督やチームメイトと別れるのは辛いですが、自分の将来設計を立てていくためにも引退を決意しました。」と語った。
ファム・ホアン・クインは、2012年から2014年までベトナム女子代表に選ばれ、2012年には、AFF女子選手権(東南アジア女子サッカー選手権)で優勝。2013年には、東南アジア競技大会(SEA Games)で銀メダルを獲得。2014年には、仁川アジア大会でベスト4進出に貢献した。
同選手は1992年生まれの23歳。ファンやサポーターだけでなく、専門家からも同選手の早すぎる引退を惜しむ声が多く上がっている。
なお、同選手は、将来的にサッカーマネジメントに関する仕事をしたいと考えており、引退後は約2年間、日本に留学する予定で、その準備としてハノイ市で数か月の日本語コースを受講するという。第2の人生をスタートしたファム・ホアン・クインにエールを送りたい。
(C) bongda+, ファム・ホアン・クイン
記事提供元: 「元ベトナム女子代表のファム・ホアン・クイン、23歳で現役引退して日本留学@Vietam Football」