モナコとのCL準々決勝2ndレグをスコアレスドローで終え、見事準決勝進出を決めたユヴェントス。

ユヴェントスがCLでベスト4に進むのは、実に2002-03シーズン以来である。

ユヴェントスが1stレグで手にしたリードはわずか1点だった。そのためこの2ndレグでは何が起こっても不思議ではなく、実際モナコは多くのチャンスを作りユヴェントスゴールを脅かした。

『uefa.com』によれば、この試合の支配率はモナコ55%対ユヴェントス45%。シュート数は12対5とこちらもモナコが多かった。やや劣勢であったユヴェントスだが、この日も先発出場したアンドレア・ピルロは随所で唸るようなプレーを見せた。

中でも前半に見せたあまりに優雅なノールックパスがこちら。

センターサークル内でボールを受け、いつものように出し手を探すピルロ。ハーフウェーラインと並行に進み右サイドを気にするような仕草を見せた瞬間だった。

ピッチ中央で味方選手が動き出す気配を感じると、相手の意表を突くこのノールックパス!モナコの両ボランチはいとも簡単に“門"を破られてしまった。しかし、これはピルロの詩やの広さを褒めた方が良さそうではある。

ちなみにこのピルロだが、試合終了間際にも流石というキックを見せている。

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