UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーとの激突は前者に軍配が上がった。

2戦合計180分間において生まれたゴールはただひとつだったが、スリリングで非常に見ごたえのあるダービーであったことは確かなはず。

ベルナベウでの2ndレグでは76分にアルダ・トゥランが退場になったこともあって、ホームのマドリーが押し込む展開となり、終了間際に チチャリートことハビエル・エルナンデスの決勝点が生まれた。

この試合ではホームのマドリーが63%ものポゼッションを記録している。そして、この試合において最も多くのパスを試みたのはあのディフェンダーだという。『Opta』が提示したデータがこちら。

両チームのなかで最も多い71本のパスを試みていたのはレアル・マドリーのDF、セルヒオ・ラモスだという。ちなみに、この日はクロースと組むボランチとして起用された。UEFA公式の発表データだと65本となっているが、それでも両チーム通じて1番多い数字である。そしてUEFAによれば成功率は88%(57/65)であった。

先日、欧州5大リーグにおいてここ10シーズンで一番ゴールを決めているDFであることも判明したラモス。このデータからも攻撃面における貢献度の一端が窺い知れるともいえそうだ。

ちなみに、UEFAによればこの試合におけるレアル・マドリー全体のパス成功率は93%(480/518)で、アトレティコは78%(208/265)。パス数自体がおよそ2倍違う。

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