英国『Guardian』は、チェルシーが6月2日にオーストラリアで親善試合を行うだろうと伝えている。

先日、モウリーニョ監督が日本でのプレシーズンツアーについて触れたことで、その動向が注目されていたチェルシーのプレシーズンツアー。その後、武藤嘉紀の移籍報道も展開されるなど日本との関係がクローズアップされていたが、オーストラリア『Sydney Morning Herald』は「オーストラリアがアジアでの招致合戦をリードした」と伝えている。

チェルシーが対戦するのはシドニーFC。8万3500人収容のANZスタジアムで試合は行われる予定であり、開催日は6月2日であるそうだ。話はすでに決定しており、早ければ来週のあたまにも公式発表されるという。

近年、オーストラリアは欧州クラブのプレシーズンツアー先として人気である。これまでアメリカで開催されていたギネス・インターナショナル・チャンピオンズ・カップが今年はオーストラリアでも行われる予定であり、すでにレアル・マドリー、マンチェスター・シティ、リヴァプールの参加も決定している

なお、この6月2日はFIFAが定めるインターナショナルマッチウィークの直前である。そのため、ギャリー・ケイヒルなどの代表選手は参加せず、直後にコパ・アメリカを控えるオスカルやラミレス、ウィリアン、フアン・クアドラードといった南米選手も参加を見送ることになるという。

チェルシーの今シーズンは、5月24日に終了する。その後、6月12日にコパ・アメリカが開幕し、7月にはアメリカでインターナショナル・チャンピオンズカップに参加。さらに、来シーズンのプレミアリーグは史上最速となる8月8日に開幕すると伝えられている

現実的に考えれば、チェルシーが日本にやって来る可能性はきわめて低くなったと言えるだろう。

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