ベトナム代表(U-23代表兼任)の三浦俊也監督は、好調ソンラム・ゲアン(SLNA)の攻撃陣を牽引するMFチャン・フィー・ソンについて、「とても上手い選手。今後も向上心をもってやれば、更に成長できる。」と高く評価した。
ドリブル突破と強烈なシュートが武器のチャン・フィー・ソンは、ファンやサポーターの間で「ベトナムのクリスティアーノ・ロナウド」と呼ばれる人気選手。Vリーグでは現在、3試合連続でゴールを挙げており、好調を維持。エースの活躍でチームは5連勝と連勝街道をひた走っており、首位ベカメックス・ビンズオンを勝ち点2差で追っている。
三浦監督は、昨年の仁川アジア大会でチャン・フィー・ソンをU-23代表に選出。同選手は、主に後半途中から出場し、得意のドリブル突破などで相手守備陣をかき回すスーパーサブとしてチームのベスト16進出に貢献した。
三浦監督はチャン・フィー・ソンについて、「スピードと技術があり、更なる潜在能力を感じる選手。向上心を持って真面目に練習し、無駄な動きをなくせば、将来は素晴らしい選手になる。」と語った。
これについて、チャン・フィー・ソンは、「自分の長所と短所は理解しているつもりだ。長所を最大限に活かすだけでなく、出来るだけ早く弱点を克服して、クラブや代表に貢献できるようになりたい。東南アジア競技大会(SEA Games※U-23代表が出場)は今度がラストチャンスだから、代表に選ばれるように全力で努力する。」とコメントした。
(C) bongda+, チャン・フィー・ソン(奥)