5日、UEFAチャンピオンズリーグの準決勝1stレグが行われ、ホームのユヴェントスが前回王者レアル・マドリーを2-1で下した。

ユヴェントスは昨季までマドリーに所属していたアルバロ・モラタが8分に先制点を奪うと、クリスティアーノ・ロナウドのゴールで同点に追いつかれて迎えた56分、カルロス・テベスがダニ・カルバハルに倒されてPKをゲット。これをテベス自らが決めて勝ち越したユヴェントスがそのまま勝利を飾っている。

一方、またも不発に終わってしまったのがギャレス・ベイル。

2月以降クラブでわずか2ゴールに留まる25歳のアタッカーは、この試合でも存在感を見せられず。ロイ・キーンは試合後、「今晩のベイルは試合から完全に消え、レアル・マドリーは10人でプレーしていた」とそのパフォーマンスを評した。

国内でも先週末、最近の彼を象徴するこんな場面が。

2日に行われたセビージャとのアウェイゲーム(※マドリーが3-2で勝利)、その試合前に現地の子どもたちがマドリーの選手たちを直撃。ペペらが笑顔で応じたのだが、そうした中でベイルはというと・・・。

ハメス・ロドリゲスとツーショットを撮るためのカメラマンに。もちろん彼の人柄の良さを表しているシーンでもあるが、内心はやはりちょっぴり複雑だったことだろう。

そんなベイルとともにホームでの逆転を目指すマドリー。今週末の9日、こちらも大事なバレンシアとのリーガ上位対決を経て、13日にユヴェントスとの2ndレグを戦う。

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