4月11日、『FOX Sports』は「ラツィオに所属しているオランダ代表DFステファン・デ・フライは、マンチェスター・ユナイテッドに移籍するという噂を否定した」と報じた。
ステファン・デ・フライは1992年生まれの23歳。フェイエノールトの下部組織で育成されたセンターバックで、若くしてプロデビューを果たした後、レギュラーに定着。オランダ代表でも常連となり、2014年ワールドカップにも最終ラインの要の一人として出場した。
マンチェスター・ユナイテッドの監督に就任したルイス・ファン・ハール氏はデ・フライの獲得を熱望していると言われており、さらにトッテナムやアーセナルも昨年の夏に接近していたと伝えられている。
そして、最終ラインが手薄な状態が続き、さらにマッツ・フメルスの獲得交渉があまりスムーズに進んでいないマンチェスター・ユナイテッドは、今夏も接触を行う可能性が高いと報じられてきた。
しかし、デ・フライはその噂を否定。現在所属しているラツィオで満足していると話し、よほどのことが無い限り退団しないと話した。
ステファン・デ・フライ
「僕はラツィオで満足しているし、来年もまだここにいるよ。このシャツを着てチャンピオンズリーグを戦いたいと思っている。
ただ、それが将来を決めたものでもないよ。もしそうでなくても何も変わらなかった。僕はここに残りたい。
僕はいつプレーに戻れるかということを断言できないし、ピッチでプレーできないことに苦しんでいる。しかし僕はここローマで多くのことを学び、よりよいディフェンダーになった。ここを選んだことを本当に満足しているんだ」