昨日Qolyでは、「欧州5大リーグ、先制ゴールが多い選手ランキングトップ20」という記事を紹介した。

欧州5大リーグで2桁得点をあげる選手の中で、貴重な先制点を最ももたらしているのは誰かを調べランキング形式にまとめたわけだが、その中にはマインツFW岡崎慎司の名もあった。

そこで今回は、逆に先制ゴールの割合が最も低い選手は誰なのかを調べてみた。

まず注意が必要なのは、「先制点」というものは1試合に1度しかあげるチャンスがなく、その機会は最大でも出場した試合数しかないはずである。そのため、メッシやロナウドのように40ゴールもの得点を獲得する選手はその割合が自然と低くなってしまう。そのため、今回の表は前回のものほど客観性があるとは言い難い。

しかし、それでも興味深いことがある。バルセロナで16ゴールをあげるルイス・スアレスは、先制ゴールがわずか2点しかないのである。これはパーセンテージに直すと12.5%。これは他の選手と比較しても、またスアレスの能力を考慮してもきわめて少ない値だと言える。

一方、ここまで40ゴールをあげているリオネル・メッシはうち10ゴールが先制点だった。リーガはここまで36試合を消化しているため、3.6試合に1試合はメッシが先制ゴールをあげている計算になる。

今回集計したワースト10には、主要リーグのエース級選手が勢揃いした格好である。その中にはレアル・マドリーの"BBC"ことカリム・ベンゼマ×ギャレス・ベイル×クリスティアーノ・ロナウドの3名も含まれており、この3選手の先制ゴールを足すと22となる。36試合中22試合でこの"BBC"が先制点を奪っていると考えると納得ではある。

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