5月10日に行われたペルーリーグ第3節、シエンシアーノ対レアル・ガルシラソでの一場面が大きな話題になっている。

シエンシアーノのホームで行われた試合は1-1の引き分けで終了。地元メディアの取材を受けていたレアル・ガルシラソの元ペルー代表DFホエル・エレーラが突然それを中断し、観客席に向かって走って行った。

Madre de Jhoel H. Recibió una cachetada en su día MADRE de jhoel herrera fue a recriminarle su mala actitud al malcriado hincha de Cienciano, quien ni por su día respetó a la señora Zegarra y reaccionó propinándole una cachetada.Como Cusqueño no debería perjudicar a nadie del Cusco pero esto no tiene perdón. Compartan y que se haga justicia. Video: InfoDeportes Cusco
Posted by Real Garcilaso on 2015年5月10日

後に『Trome』が報じたところによれば、観客席にいたエレーラの母親が息子に対して人種差別的な言葉を叫んでいたシエンシアーノのサポーターと対峙し、暴行を受けていたというのだ。

それを目にしたホエル・エレーラはすぐさま観客席に走り、母親を守るために相手のサポーターに向かっていったとのこと。

ホエル・エレーラは4月半ばに行われたセザール・バジェホとのトルネオ・デル・インカ準決勝でも人種差別的な侮辱を受けたとして話題になった選手で、ペルーにおけるこれらの問題では中心的な存在となっている。

そしてシエンシアーノも3月にパナマ代表FWルイス・テハダに対してモンキーチャントが行われていたとして処罰を受けており、12000ドルの罰金と1試合の無観客試合が言い渡されていた。

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