サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリー相手に1-1と分け、見事CL決勝進出を果たしたユヴェントス。

6月6日、ベルリンでバルセロナと激突する。

ヨーロッパの舞台で長く苦しんでいたユヴェントスが、ついにCL決勝の舞台に帰ってきた。ユーヴェが決勝を戦うのは2002-03シーズン以来のこと。この時はPK戦の末ミランに敗れたが、目指すは当然1995-96シーズンぶりの欧州制覇であろう。決勝ではバルセロナという強大な対戦相手を迎えるが、意気込みは十分であるはずだ。

さて、そんなユヴェントスとバルセロナが対戦するのは実に12年ぶりのことである。両者がCLの舞台で最後に顔を合わせたのは2002-03シーズンの準々決勝。

試合は2003年4月9日に1stレグが、4月22日に2ndレグがそれぞれ行われたのだが、当時のスターティングイレブンを見てみよう。

【1stレグ】


【2ndレグ】

随所に懐かしい名前が並んでいる。当時はラドミール・アンティッチとマルチェロ・リッピが両チームを率いていた。

この時先発した選手の中で現在もチームに在籍しているのはユヴェントスではジャンルイージ・ブッフォン、バルセロナではチャビ・エルナンデスとそれぞれ1選手ずつであるが、2ndレグで先発したルイス・エンリケは現在バルセロナの監督を務めている。

なお、この時は1-1で1stレグを折り返し、2ndレグも1-1で90分を終了。

試合は延長戦にもつれこんだのだが、マルセロ・サラジェタが決勝弾をあげユヴェントスが勝利。この後、準決勝でレアル・マドリーを破り上述したミランとの決勝戦に進んでいる。

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