今シーズンのプレミアリーグを制覇したチェルシーがリヴァプールのウィンガー、ラヒーム・スターリングの獲得に乗り出しているようだ。
『Daily Star』によれば、スターリング獲得のための資金を捻出すべく、ブラジル代表MF、オスカルと、コロンビア代表MF、フアン・クアドラードの売却を準備しているとのこと。
今、スターリングは最も英国で移籍の報道が盛んな選手だ。所属のリヴァプールと契約延長でもめており、今シーズン限りでの退団も辞さないといわれている。
マンチェスター・シティやアーセナル、そして国外のクラブが20歳のスターリングに興味を持っていると報じられているが、チェルシーもその中の1つ。ポテンシャルの高さを評価しているようだ。
オスカルはチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が気に入っている選手の1人。今シーズンは出場機会を減らしたものの、評価は高いといわれている。しかし、適正価格であれば売却も許可するつもりであり、高額な移籍金を望んでいるようだ。
クアドラードは1月にフィオレンティーナから加入したばかり。2600万ポンド(およそ48億円)の移籍金を要したが、クラブには未だフィットすることができていない。
両選手の売却に成功することはファイナンシャル・フェアプレーを遵守する上でも重要なポイントである。オスカルやクアドラードが売却された時、チェルシーが大型補強に動くのは間違いないだろう。