本日、プレミアリーグ第33節の延期分であったアーセナル対サンダーランド戦が行われた。試合は0-0のスコアレスドローに終わり、この結果サンダーランドのプレミア残留が決まった(リーグとしては最終節が残っている)。

アウェイの地で残留を勝ち取ったサンダーランドの選手、スタッフは当然歓喜に沸いていた。そんななか、ディック・アドフォカート監督は…。

試合終了を告げるホイッスルが鳴り響いた際、思わず感極まり涙を見せていたという。

オランダ代表やPSVなど多くのチームを指揮してきたアドフォカート監督は67歳。今年3月にサンダーランドの監督に就任、「これが私の最後の仕事だ」と語っておりこれを最後に引退すると表明している。

「これまでフットボールで泣いたことは一度もなかった」というアドフォカート監督だが、クラブが一丸となって自分たちのことを信じてついてきてくれたことに、特別な感情が去来したという。そして、こうも語っている。

「私の目には涙があった。正直にならなければならないだろう」、「友人であるベルト・ファン・リンゲン(コーチ)が私のもとにやってきた時、感情が溢れ出した。私たちは25年間一緒にやってきた。彼がきて泣き始めた時、私には多くの激励は必要なかった。私も同じこと(泣く)になった」

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