5月19日、『Express』や『Daily Star』など各メディアは「レスター・シティのコーチを務めているケヴィン・フィリップス氏は、いつか古巣のサンダーランドを指揮したいという意欲を見せた」と報じた。

5月16日に行われたサンダーランド対レスター・シティの試合は一つ特別なことがあった。かつてサンダーランドでナイアル・クインとの黄金コンビを組み、欧州ゴールデンブーツを獲得する活躍を見せたケヴィン・フィリップス氏が、スタジアム・オブ・ライトに帰ってきたのだ。

現在レスター・シティでコーチを務めているケヴィン・フィリップス氏は、試合後にインタビューに答え、いつかここに戻って監督をしたいと意欲を見せた。

ケヴィン・フィリップス
(レスター・シティ コーチ)

「いつかここ(サンダーランド)に戻ってチームを指揮したい。レスターでは多くのことを学習しているし、今季は目を見張るようなシーズンになっている。

もし私に役割を任せて貰えるならば、全く問題はない。クラブは巨大なポテンシャルを持っていると分かっているからね。ただ、現時点ではレスターでの仕事と学習を楽しんでいるけどね。

サンダーランドが成功するために必要なのは、彼らが選んだ誰かの元で4~5年長期的に強化を進めることだ。それはピーター・リードと我々に起こったことでもある(1995~2002年)。

私はまだマネージャーの仕事を狙っていくことはない。現時点ではね。オファーを受ければ検討はしたいが、私はまだこの役割を学んでいる最中なんだ。それは今後の数年没頭したいと思っているものだ。

(サンダーランドの監督が途中で替わったことについて)

短期間での逃避行動を続けることは出来ない。まず第一に、経営状況を整理することだと思う。この夏は重要になるだろう。正しい補強政策を作り、そこに邁進する。

良い選手を獲ってくることが出来るのは示してきた。しかし、彼らは一貫性が必要なんだ。まずは監督からね」

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