ミランの伝説的選手であるパオロ・マルディーニが、ジェイミー・キャラガーとの対談企画に参加した。

その圧倒的なキャプテンシーと守備能力で黄金期のミランを支え、“バンディエラ”と呼ばれるマルディーニ。

ミランでは25シーズンを過ごし、現役時代につけていた背番号3は同クラブの永久欠番になってる。まさに「クラブの象徴」と呼ぶに相応しく、ミランの歴史を誰よりも知るレジェンドだ。

そんなマルディーニが、2004-05シーズンと2006-07シーズンのCL決勝で対戦したキャラガーと対談を行ったそうだ。会話の中にはアリーゴ・サッキやスティーヴン・ジェラード、マルコ・ファン・バステンといった様々な話題が出たのだが、マルディーニよればかつてプレミアリーグのビッグクラブからオファーを受けていたというらしい。

ミラン以外のユニフォームを着ているマルディーニは少々想像が難しいが、やはり「世界最高」の評価を得たサイドバックを獲得しようと計画していたクラブがあったようだ。

パオロ・マルディーニ(元ミラン)

「マンチェスター・ユナイテッドからオファーがあった。しかし、彼らと直接話しはしなかった。

当時チェルシーの監督を務めていたヴィアッリは私に電話してきた。

あれは1996年のことだ。我々はとてもひどいシーズンを送っていたんだ。

アーセナルからもそういったオファーがあった。しかし、直接話したことは一度もないよ。

いずれにしても、私はノーと言っていただろう。

ヴィアリは友人であり、移籍について考えさせたのは彼だけだった。

私は当時、チームとサポーターにいくつか問題を抱えていた。

『イングランドに行けばどうなるかな?』と考えた日もあったけれど、その時は違ったんだ」

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