24日、プレミアリーグの最終節サンダーランド戦を戦ったチェルシー。
この試合の直前、チェルシーFWディディエ・ドログバは自身のソーシャルメディア上で今シーズン限りでクラブを去ることを表明しており、この試合が実質的なラストマッチとなっていた。
そういった事情もあってか、ジョゼ・モウリーニョ監督はこの試合でドログバを先発起用。
そしてサポーターが拍手を送る時間を設けるため30分で途中交代させたのだが、チェルシーの選手たちはあるサプライズをドログバに用意していた。
サンダーランドの選手と握手を交わし、キャプテンマークをジョン・テリーに渡したドログバ。
そのまま退場すると思われたのだが、ピッチ中央でチェルシーの選手たちがドログバを担ぎ始め、そのままタッチラインの方へと向かって行ったのだ。
.@ChelseaFC players couldn't wait for Drogba's post-match celebrations.
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— beIN SPORTS (@beINSPORTS) 2015, 5月 24
How about this for a farewell for Didier Drogba from his Chelsea team-mates?
Full story: http://t.co/PXS4E9fWSp #CFC pic.twitter.com/TA3Tdc5O6i
— BBC Sport (@BBCSport) 2015, 5月 24
. @Carra23 pays tribute to "unplayable" Didier Drogba on Chelsea departure http://t.co/fERCJSu1DW pic.twitter.com/PzF3TxGJkr
— Sky Sports Football (@SkyFootball) 2015, 5月 24
よく見ると、この選手の輪には途中からGKペトル・チェフも加わっている。対戦相手が残留を決めたサンダーランドであり、最終節であるということもあるが、やはりそれだけドログバという選手はクラブあるいはチームメイトにとってスペシャルな存在なのだろう。
スタジアムは拍手で包まれ、対戦相手のサンダーランド側もこのサプライズには終始好意的な表情を見せていた。
チェルシーでゴールを量産し、ここ10年間でチームに様々なタイトルをもたらした"KING"ことドログバ。
その雄姿は、最後まで「王様」と呼ぶに相応しいものだった。