5月25日、ポルトガル1部リーグのFCポルトは「ラージョ・バジェカーノから元スペインU-21代表FWアルベルト・ブエノを獲得した」と公式発表した。

アルベルト・ブエノは1988年生まれの27歳。レアル・マドリーの下部組織出身で、トップチームでは3試合しか出場できなかったものの、後に移籍したバジャドリー、ラージョでレギュラーとしてプレー。今季はリーガで17得点を決め、大きく評価を高めた。

2013年に加入したラージョとの契約は2年間であったため、今夏は契約満了となりフリーで移籍が可能だった。

FCポルトとの契約は5年間。契約解除条項の額は4000万ユーロ(およそ54億円)であると発表されている。

これを受けて加速しているのがコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスの去就問題である。現在はイングランド・プレミアリーグのアーセナルやトッテナムが接近していると言われており、契約解除条項は3500万ユーロ(およそ47億円)。

ピント・ダ・コスタ会長はジャクソン・マルティネスについて「残しておきたい選手であるが、誰かが3500万ユーロを支払うことを止められはしない」と話しており、休暇から戻ってきたら契約更新に向けて動くと明かしている。

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