マドリーに本拠地を置くラージョ・バジェカーノ。一時は3部にまで落ちたこともあったが、ここ4シーズンはスペイン1部リーグでプレーしている。

そんなラージョについての驚くべき情報について『as』が伝えている。

毎年多くの選手が入れ替わるラージョ。2007年夏にフェリペ・ミニャンブレスがフットボール・ディレクターに就任して以降、8シーズンで獲得した選手数は実に101人(1シーズン平均12.6人)。

その獲得コストはなんとゼロ!だという。(ただし、レンタル選手も多いがそのレンタル費用は考慮せず?)

2007-08、ピティ(現グラナダ。当初はレンタル)ら8人が加入。8人はこの期間で最小。
2008-09、9人。この年加わったGKダビド・コベニョ(32歳)はいまだ在籍。(一旦契約切れになったことも)
2009-10、12人。
2010-11、10人。
2011-12、15人。
2012-13、14人。
2013-14、16人。
2014-15、17人(冬市場もあるので現時点ではあるが、最も多い数)

ターニングポイントとなったのは2011年6月の破産だという。これによって短期契約(レンタル?)での補強が命題になったそうだ。つまりコストをかけて獲得しようにもそうもいかなかったという背景があるようだ。

一方、この期間に最も高い売却益をもたらしたのはカンテラ上がりのFWレオ。2013年1月にアトレティコ・マドリーが700万ユーロ(現在のレートでおよそ9億円)で獲得しているが、今季からレンタルでラージョへと復帰している。

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