5月29日、『Derwesten』や『RTL』など各メディアは「ベルギー代表監督のマルク・ウィルモッツ氏は、ドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04と接触していることを認めた」と報じた。
マルク・ウィルモッツ氏は1969年生まれの46歳。かつてベルギー代表選手として活躍し、2002年ワールドカップでは日本代表とも対戦したことで知られている魂のMFとして知られている。
2003年にシャルケ04で現役を引退し、暫定監督も経験。2004年には自身がプロデビューを果たしたシント=トライデンで指導者としてのキャリアをスタートさせた。
2009年にはベルギー代表のアシスタントコーチに就任し、2012年に監督に昇格。昨年は若いチームを見事ワールドカップ本大会出場、ベスト8進出に導いた。
マルク・ウィルモッツ氏はメディアの取材に答え、今のところは代表の仕事に集中しているが、シャルケから連絡が来たことは認めている。
マルク・ウィルモッツ
(ベルギー代表監督)
「シャルケは連絡してきたが、私は今の代表チームでの仕事を好んでいる。どのようなことがあっても辞任することはないが、契約には解除する条項は含まれている。
しかし、私は今今後の試合に集中している。代表チームはそれを必要としている。私がやってきたことは間違っていないが、それを2018年まで続けなければならない。試合後に何が起こるかを見てみよう」