5月29日、リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーでアシスタントコーチを務めていたポール・クレメント氏は、自身のツイッターでチームを離れることを発表した。
ポール・クレメント氏は1972年生まれの43歳。選手としてはプロ経験がないものの、23歳からチェルシーのアカデミーで指導を初め、アイルランドU-21代表でコーチを務めるなどキャリアアップしていった。
2007年にはチェルシーのトップチームでアシスタントコーチに就任し、2012年にはカルロ・アンチェロッティ氏に連れられてパリ・サンジェルマンへ。レアル・マドリーでも続いて片腕として働き、コーチとして実績を残してきた。
彼に対してはイングランド2部のダービー・カウンティ(スティーヴ・マクラーレン監督を解任したばかり)が接触していると言われている。
もしクレメント氏がダービーと契約した場合、彼にとっては初めてプロチームを指揮することとなる。
ポール・クレメント
(レアル・マドリー前アシスタントコーチ)
「世界ナンバーワンのクラブでカルロと共に働けたことは大きな誇りでアル。選手、スタッフ、そしてファン全てに感謝したい。Hala Madrid」