6月2日、『L'Equipe』は「フランス・リーグアンのマルセイユは、トッテナム・ホットスパーに所属している元フランスU-21代表MFバンジャマン・スタンブリを獲得に向かっている」と報じた。
バンジャマン・スタンブリは1990年生まれの24歳。モンペリエの下部組織で長く育成された守備的MFであるが、父親のアンリ・スタンブリがプレーしていたマルセイユの生まれで、短期間だが下部組織に所属していたこともある。
モンペリエでは当初緊急的にセンターバックでデビューを果たしたものの、後に本職の中盤でブレイクを果たし、攻守に貢献できる万能MFとして評価を高めた。そして昨季トッテナム・ホットスパーへのステップアップを果たした。
しかしイングランド・プレミアリーグではあまり出番がないまま一年が過ぎており、チームでの状況としては決して快適とは言えない形となっている。
現在彼の故郷でもあるマルセイユは彼の獲得に向けてオファーを送っているとのこと。
トッテナムは基本的に500万ユーロ(およそ6億7500万円)以下で販売することはないと言われているが、給与の削減を考えた場合には放出を許可する可能性があると推測されている。