イングランド・プレミアリーグでの戦いを終えた後、今週イタリアを訪れたことが大きな話題となったロビン・ファン・ペルシー。
ローマで発見されたことで「ラツィオへの移籍か?」と騒がれたものの、本人が「休暇だ」とコメントし、さらにラツィオのロティート会長も「ファン・ペルシー? また君が考えたの? 全部ゴミだよ」と全く興味がないことを表明していた。
その一方、『Mirror』は「ロビン・ファン・ペルシーは、パトリス・エヴラからユヴェントス入りを誘われている」と報じた。
記事によればファン・ペルシーは以下のように語り、選手としてはより多くの試合に出場したいという希望を明かし、イタリアに魅力を感じていると話した。
また『Daily Mail』は「ユヴェントスが500万ユーロ(およそ9億5000万円)で獲得に望む」と報じているが、ファン・ペルシーは家族がマンチェスターに住んでいることから、残留の可能性もまだ捨ててはいないとのことである。
ロビン・ファン・ペルシー
「僕はまだ年上の友人パトリス・エヴラと連絡を取っているんだ。ユヴェントスがどのように練習をし、どれだけ厳しい働きをし、どうやって成功をマネージメントしているかを教えてくれるよ。
彼らには素晴らしい魂がある。英国やオランダの選手とは、試合前から全く違ったアプローチをしているね。彼らは互いの頭を掴んで、皆を鼓舞するために叫ぶ。試合の後にもかなり重要なセッションがある。
パトリスは、成功するために行われている様々な方法があり、それは完璧と言うほかないと言っていたよ。
(今後について)
出来るだけ多くの試合に出ると言うことが自分の野望だ。より多くの試合に出られれば、それは来年夏のEUROに備えることに助けとなる。そう理解している。選手として、ベンチウォーマーとしてではなく、試合に出場できる立場で大会に臨みたい。
マンチェスター・ユナイテッドのようなクラブにいるときは、必ずしもいつもプレーできない、スタメンを保証されることはないというのは認めなければならない。
まるで野獣のようだ。それは大きく、そして強い。素晴らしいことになる可能性もあるが、それには裏表もある。そして、僕は今夏何らかの決定を下さなければならない。
ユナイテッドは昨年2億ユーロを選手の獲得に費やした。そして今夏も2億ユーロを費やしそうだ。タイトルを争うことが出来るチームになるだろう。
将来を決めるに当たって、僕はそれら全てを考慮に入れる。今の状況に対して、現実的に考えなければいけないということは理解している」