6月11日、イタリア・セリエAのナポリは「マウリツィオ・サリ氏を来季の新監督として招へいすることを決定した」と公式発表した。

今季チームを率いていたラファエル・ベニテス氏がレアル・マドリーに去ったため、指揮官が不在の状況となっていたナポリ。

アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はエンポリを退任したマウリツィオ・サリ氏、そしてフィオレンティーナを解任になったヴィンチェンツォ・モンテッラ氏と接触を行っていたと言われていたが、前者との契約を決めた。

マウリツィオ・サリ氏は1959年生まれの56歳。選手としてはアマチュアでのプレーに留まり、指導者としても下部リーグでデビュー。銀行の支店長を務めながらステップアップを続け、2012年からエンポリの監督に。

今季は15位と残留争いに巻き込まれたもののサッカーの内容には高い評価が与えられており、ミランの監督候補にも挙げられていた。

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