6月11日、イタリア・セリエAのナポリは「マウリツィオ・サリ氏を来季の新監督として招へいすることを決定した」と公式発表した。
La #SSCNapoli comunica che l'incarico di allenatore della prima squadra per la prossima stagione 2015/2016 sarà affidato a Maurizio #Sarri
— Official SSC Napoli (@sscnapoli) 2015, 6月 11
今季チームを率いていたラファエル・ベニテス氏がレアル・マドリーに去ったため、指揮官が不在の状況となっていたナポリ。
アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はエンポリを退任したマウリツィオ・サリ氏、そしてフィオレンティーナを解任になったヴィンチェンツォ・モンテッラ氏と接触を行っていたと言われていたが、前者との契約を決めた。
マウリツィオ・サリ氏は1959年生まれの56歳。選手としてはアマチュアでのプレーに留まり、指導者としても下部リーグでデビュー。銀行の支店長を務めながらステップアップを続け、2012年からエンポリの監督に。
今季は15位と残留争いに巻き込まれたもののサッカーの内容には高い評価が与えられており、ミランの監督候補にも挙げられていた。