6月8日、『Gianluca Di Marzio』は「イタリア・セリエAのナポリは、マウリツィオ・サリ新監督との契約が間近となっている」と報じた。

先日ラファエル・ベニテス前監督が退任し、レアル・マドリーと去ったナポリ。その後任はまだ決まっておらず、指揮官が未定の状況となっている。

その一方で、エンポリを率いていたマウリツィオ・サリ監督も契約を2年残しながらチームを離れることを発表し、今後の動きが注目されていた。

そして昨日ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長とマウリツィオ・サリ監督が同じホテルに滞在していることが報道されており、交渉が行われているのではないかと噂されていた。

今回の記事によれば、両者は既に口頭で契約に合意しているとのことで、年俸は150万ユーロ(およそ2億円)+ボーナスという条件になる可能性が高いという。

これが本当であれば、守備にこだわるラファエル・ベニテスから、サッカーの内容に評価が高いマウリツィオ・サリという大きなシフトチェンジが行われることとなる。

なお、スポーツディレクターのリッカルド・ビゴンも辞任したため、カルピのクリスティアーノ・ジュントーリが招へいされる可能性が高いとのことだ。

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