6月9日、『Sky』は「イタリア・セリエAのナポリは、マウリツィオ・サリ氏との契約を保留してヴィンチェンツォ・モンテッラ氏とも接触している」と報じた。

今季チームを率いていたラファエル・ベニテス監督がチームを去ったため、その後任となる指揮官を探しているナポリ。

先日はナポリの会長を務めているアウレリオ・ディ・ラウレンティス氏が、エンポリを退任することになったマウリツィオ・サリ氏と同じホテルに滞在し、交渉を行っていたと言われている。

一説には既に条件面で合意に達しており、9日にも正式に発表されるのではないかと言われていたが、結局はサインに至っていない。

記事によれば、その理由は月曜日にフィオレンティーナから解任されたヴィンチェンツォ・モンテッラ監督との接触を試みるためであったという。

モンテッラ氏の出身地はナポリ付近のカステッロ・ディ・チステルナという街であり、アウレリオ・ディ・ラウレンティス氏は地元出身の英雄を引き入れることが出来ないかどうかを検討しているとのこと。

ただ、モンテッラ氏は現在休暇を取ることを希望しているという話もあり、現在のところはまだ前向きな状況にはなっていないようだ。

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