6月12日、『L'Equipe』は「フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンに所属しているMFヨアン・キャバイは、イングランドに復帰したいという意向を持っている」と報じた。
リールの下部組織からトップチームに昇格し、若くしてレギュラーに定着したことで知られているヨアン・キャバイ。2011年にはニューカッスル・ユナイテッドと契約してプレミアリーグでのプレーを経験したが、昨年1月にパリ・サンジェルマンへと移籍した。
しかしカタール資本が注入されたクラブでは出番が乏しく、チアゴ・モッタのサブという立場に。今季は24試合に出場したものの、ベンチスタートも多く、プレー時間は1000分に満たなかった。
来年行われるEURO2016への出場を視野に入れているヨアン・キャバイは、以前からよりチャンスが欲しいと訴えており、ディディエ・デシャン代表監督にも相談したと明らかにしている。
そして今回取材に答えたキャバイは、かつてプレーしていたイングランドに戻るチャンスがあれば最も良いことだと話し、復帰に意欲を見せた。
ヨアン・キャバイ
「僕はもしここに残れば、何をしたって状況は変わらないことを理解している。もしイングランドに戻るチャンスがあるとしたら、僕は全てが滞りなく進むだろうと思う。しかし、他の行き先もあるかもしれないね」