『calciomercato』は「シニシャ・ミハイロヴィッチ氏は、2週間以内にACミランの監督になることを約束した」と報じた。
今季限りでサンプドリアの監督を退任し、フリーとなったシニシャ・ミハイロヴィッチ氏。既にACミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOやシルヴィオ・ベルルスコーニ会長とは会談済みで、就任に合意していると言われている。
昨日から行われていたル・マン24時間レースに合わせたアウディのイベントにゲスト出演したミハイロヴィッチ氏は、記者団に対して「心配しないで欲しい。私は2週間以内にミランの監督になる」と話したという。
しかし現在問題となっているのは、ミランの監督であるフィリッポ・インザーギ氏の処遇についてである。
彼の契約は2016年夏まで残っており、インザーギ氏自身留任を希望している。ミランが解任を決定すれば、インザーギ氏の1年分の給与を支払い続ける必要が生まれてくる。
クラブ側は相互の合意によって契約を解除したいと考えており、提示している違約金は60万ユーロ(およそ8600万円)であるとのことだが、インザーギ監督がこれを拒否した場合は法的闘争に持ち込まれる可能性がある。