6月16日、『Evening Telegraph』は「スコットランド・プレミアリーグのダンディー・ユナイテッドで会長を務めているスティーヴン・トンプソン氏は、今週中にニューカッスル・ジェッツに投資するための契約を結ぶ可能性がある」と報じた。
スティーヴン・トンプソン氏は1965~66年生まれの実業家で、2008年に父のエディーからダンディー・ユナイテッドの会長職を受け継いだことで知られている。クラブが長年積み重ねてきた債務を解消し、チームを上位に定着させるなど、辣腕を振るっている。
ダンディー・ユナイテッド自体が関与しているわけではないが、スティーヴン・トンプソン氏は独自にオーストラリア・Aリーグのニューカッスル・ジェッツを買収することに興味を示しており、先月から交渉が行われているといわれている。
ニューカッスル・ジェッツは今季オーナーのネイザン・ティンクラー氏が給与を支払えなくなったことでライセンスを剥奪されており、来季のチーム存続が危ぶまれる状況となっている。
もしトンプソン氏がオーストラリアでも事業を始めることになれば、クラブは関与していないとはいえ、国際的なコネクションが生まれ、Aリーグにも影響を与える可能性があるだろう