ミランで活躍したDFカハ・カラーゼやシャルケでプレーしたDFレヴァン・コビアシュヴィリらを輩出したことで知られる国、グルジア。

南コーカサスに位置しUEFAに加盟する同国だが、このほど外務省が呼称を変更している。

新しく表記されるようになった一般呼称は、「ジョージア」。

グルジアの英語表記はもともと"Georgia"であり、英語圏では以前から「ジョージア」と発音されてきた。この様子は、UEFAが行うEURO予選の組み合わせ抽選会などでも確認できた。


【アメリカ人男性の発音はこちら】

呼称変更の理由について外務省は、公式HP上で「ジョージア政府からの累次の機会に及ぶ要請及び国際社会における呼称等を総合的に勘案し、『ジョージア』の呼称を使用することが政策上適切と判断した」としている。

なお、外務省がグルジアの表記をジョージアに変更したのは今年4月22日のこと。この6月はその変更後に訪れた初めてのインターナショナルマッチウィークということで、日本のサッカーメディアもその表記を「ジョージア」と改めたものが多かった。


UEFA.comの日本語版ページもこの通り。

EURO2016予選でジョージアと同じグループDに在籍するジブラルタル対ドイツ戦を中継した『FOX SPORTS』も「ジョージア」と紹介していた。

サッカーメディアだけでなく、通信社やニュースサイトも「ジョージア」表記に。

今回外務省が一般表記を変更したことにより、Qolyでも「ジョージア」と表記していく方針である。

ちなみにこのジョージアだが、現在のFIFAランキングは139位と下位につけており、FIFA加盟の欧州チームの中では53チーム中50位となっている。チームキャプテンは、今シーズンドニプロで活躍し名をあげたMFジャバ・カンカヴァ。

公用語であるグルジア語はとても特徴的であり、カハ・カラーゼ(カハベル・カラーゼ)の表記はკახაბერ კალაძე、レヴァン・コビアシュヴィリの表記はლევან კობიაშვილი

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